yoooooosan622’s diary

備忘録。少々乱文です。

前略 「新しさ」とは何かを考えるあなたへ

ATOZ(アトズ)のアカウントには 古くて新しい洋服のブランドと書かれている。 改めて、「新しさとは何か」について考えたくなった。 ファッションという非常に曖昧なデザイン領域において、あるものはテクノロジーでアプローチし、あるものは過去に答えを求…

前略 サステナブルにファッションを楽しむあなたへ

ファッションで世界は変えられる。 しかし、僕はそうは思わない。 どうせ、地球は何も変わらない。 どうせ、ファッションは何も変わらない。 それでも、人々は無責任にいうだろう。 無農薬の綿を育てよう。古着や古布をアップサイクルして新しい服を作ろう。…

前略 防災に関心がないあなたへ

1995年1月17日5時46分兵庫県南部地震発生 日常が消えた瞬間でした。 犠牲者は6,000人を超えました。 今もなお、苦しんでいる人もいます。 阪神淡路大震災は僕が生まれた年に発生しました。 僕を含めて知らない世代も珍しくない。 27年経過するとメディアで取…

前略、些細な物事を大事にするあなたへ

パスカルがクレオパトラの鼻が低かったら、大地の全表面が変わっていただろうと言った 今では、大事に大きな影響を及ぼす些細な物事のたとえとされている。 モーニングカット(前裾が1.5センチ短い)になっているパンツ。 前裾のたるみがなくなって、クリー…

前略、革靴について語りたいあなたへ

長らくがあいてしまいましたが、革靴を買ったので、革靴について少し語ります。 敷居高いと感じる分野なので語ると本気の人からするとダメ出しが入るからもしれませんが、あくまで個人的な1つの見方としておいてください。 ファッションは本質より表面的な…

前略、やりたいことに挑戦し続けるアナタへ

自宅に飾っている絵 タイトルは『tobukodomo』 何者でもなかった子供の頃。 何にでもなれると思っていた子供の頃。 何でもできると思っていた子供の頃。 翼をもっていた子供の頃。 by gum park 大人になるにつれて、人生の選択肢が絞られる やりたいことを実…

ディギンタについて

----------------------- ディギンタとは ----------------------- 作り手の生産現場を訪れて「モノガタリ」を体感するイベント。 モノづくりの裏側が知りたくて、どんな場所で、どんな人が、どんな思いで作っているのかが気になって、知れば何か変わるので…

刺し子をして気づいたこと

ジャケットに刺し子をしてみました ついに完成したのですが、途中の段階から何度か着ていました。ありがたいことにお褒め言葉を頂戴し、そして僕が刺し子したんですと言うと驚いていました 初めは、テーマを決めず自分のバランス感覚で刺していたので、褒め…

前略 流れに身を任せながらも新しいことにチャレンジするあなたへ

「コーヒー染め」と「刺し子」したんです 以前も載せましたが、 ディギンタ(作り手の生産現場を訪れて「モノガタリ」を体感するイベント)でお世話になった、和田メリヤスさんの吊り編機で編んだ生地を使っています 吊り編み機は、編んでいくスピードが遅い…

防災コラムvol.2

前略 防災にあまり関心がないあなたへ 2011年3月11日14:26 東日本大震災発生 日常が消えた瞬間でした。 死者は1万8000人を超えてます。 9年経過しましたが、 今もなお、被災地は深刻な状態です。一度離れた人は戻ってこない、自治体も国からの補助制度を受け…

表現者の思いを知りたいあなたへ

前略表現者の思いを知りたいあなたへ ある人はファッションは自己表現の一つと言っていました。 確かに、自分の考えや思いを形として表現できますよ。 クリエイターができる特権じゃないよね。 表現しているのに伝わらないのは勿体ないなって思うし、それは…

ディギンタvol.1和田メリヤス続編

前略「社会貢献のためファッションを楽しむあなたへ」 ファッションの楽しみ方は千差万別自己満足のために着飾る人、生活するなかで最低限の着こなしをする人、平和信仰を願うため、または反骨心のために着る人など、少々話が大きくなりましたが、色んな思い…

防災コラムvol.1

前略 防災にあまり関心のないあなたへ 小生が生まれたのは和歌山市 小学生のころ面倒くさいと思いながら防災訓練に参加したのを覚えています。 今は、防災の仕事をしています。面倒くさいと感じたあの日から今日まで南海トラフが起こっていません。当時から…

ディギンタvol.2開催のお知らせ

「ディギンタ」とは作り手の生産現場を訪れて「モノガタリ」を体感するイベント 次回のディギンタが決まりました。 ゴーシュのデザイナー鈴木さんのアトリエ 一般的には分業制の世界 デザインを描く人、パターンを起こす人、縫製をする人など様々な人の手に…

ディギンタvol.1 和田メリヤス

服が好きで、すごく好きで 単純にどんな場所で、どんな人が作っているのか、どんな思いで作っているのか。 が気になっていて、知れば、自分の中で何かが変わるのでないかと ・クロノロジー 好きなこととか興味のあることを深く掘ってしまう性格で 服が好きに…

工場見学の日程について

和田メリヤスの工場見学の日程が決まりました。 11/10(日)14:00〜 お昼に参加者で集まって昼食をとって、見学を予定しています。 高級ブランドを身にまとうことがステータスだった時代から買い手の意識がクラフトマンシップ(作り手の思い)を理解して買う方…

工場見学

和歌山市にある和田メリヤスという旧式の織り機がある工場に見学が決まりました。 どういった内容なのか、いつ開催するのか、何人参加できるのか、その他諸々が全然決まっておりません。 そのくらいタイムリーな事でして、色んな人に相談しながら詰めてると…

遅らせながら19ss作ってます

もうそろそろ、AWのファーストデリバリーが届き始めている時期ではありますが、SSのパンツを打ち合わせ最中、暑い時期に間に合うのか少々不安です。 今回作るのは、「ランチパンツ」 ランチパンツを簡単に説明すると、1950~1960年代に普及したサイドジップ…

alvanaの白Tシャツ

最近感じるのは、自分は単に服を買っているのではなく、ストーリーごと服を買っているのだと。 今回紹介したいのは、alvanaというインナーをメーンに展開しているニッチなブランド。 まず、使用されている生地がピマコットンと呼ばれるコットンの中でも最高…

ずっと変わらないものかっこよさ

先日、プロレスラーの長州力さんが引退しました。 若い世代の人は、たまにバラエティに出てる滑舌悪い人ぐらいの印象だろうが、僕にとっては、ヒーローの1人。 当時、混沌とした専制政治のトップ猪木や藤並に楯突いたあの時の長州は輝いてみえました。新日本…

ブラックリネンのワークスモック

20世紀初期頃までにつくられたブラックリネンのワークスモック 家畜の仲介人たちが着てた仕事着 光の当たり方によって色味が変化するブラックカラー 色がしっかり残っていて、光沢感は少なめ 油分は少なめで、さらっと乾いた質感の目の詰まったリネン生地 年…

80sユーロシャツ

80sのユーロって味のあるアイテムが多い気がする。個人的に一番好きな年代。 なぜ好きかという理由は深く考えてなかったけれど、80年代には程よいレトロ感を感じれる。古いけど古すぎない。 僕は、古着ばかりで合わせるというより、サラ着と古着をミックスさ…

陸上自衛隊の作業着

自衛隊の作業着 生地はコットンツイルでかなりしっとりしてる、ツルツルしてる、滑らかと言えばいいのかな、ミリタリー特有のコットンの乾いた感じない。 ミリタリーのアイテムって丈夫なものだから、生地は厚手なものが多いけれど、かなり薄い。シャツジャ…

余談

「ミヤケがミヤケのためにミヤケが着る服」 とってつけたようなペラペラなコンセプト、我ながら少し笑えました。 さぁ、今回は余談ということで、 飲みの席から話から始まった今回の撮影、僕自身初めての経験で収穫と課題が見つかりとてもいい経験でした。 …

本論

「ミヤケがミヤケのためにミヤケが着る服」 とってつけたようなペラペラなコンセプト、我ながら少し笑えました。 さぁ、ここから本題ですよ。 今回は通勤時の服を作りたいという思いから、いつの時代も色褪せないデザインと機能性を持ち合わせてたスイングト…

序章

「ミヤケがミヤケのためにミヤケが着る服」 とってつけたようなペラペラなコンセプト、我ながら少し笑えました。 本題はここからですよ。 今回のテーマは「普通」 普通ってひとによって違うし、時代によってその定義も変わっていくもの。簡単そうに思えるけ…

ユーロワーク

80sのユーロのワークパンツ。鉄道の駅員が履いていたとか。 シンプルなワークパンツ。モールスキンのように起毛素材。だけど、光沢感とかもちもちしたあの感じがないんだよなぁ。何回もウォッシュかけられてるからかな。もちろん、生地が薄いっていうのも関…

ドイツ製モールスキンジャケット

70~80sドイツ製のブラックモールスキン 最近、専らワークと軍モノに目がない。(ブランドもちょこちょこ買っています) 始まりはフランス軍m47というフィールドパンツで、仕立てのクオリティと無駄を削った引き算のデザイン、ディティールに感銘を受けまし…

ユーロ企画のリーバイス

ユーロとアメリカのリーバイスでは色の落ち方が違う。使っている染料、生地、時代にもよるだろうけど、メリハリの少ない斑らな色落ちが好き。古着特有の土臭さはない。かといって品も感じられる訳ではない。ただ、のっぺりとした表情が伺える。 シルエットは…

syu

今日はお気に入りのブランドの一つでもあるsyuについて掘ってみる日 一言で表すのが難しいですが 着る人の個性によって全く違う見え方がする そんなブランドだと思っています。 バランスがいいんでしょうね。 ルックは答案用紙だと思っています。 マネをする…