ディギンタvol.2開催のお知らせ
「ディギンタ」とは作り手の生産現場を訪れて「モノガタリ」を体感するイベント
次回のディギンタが決まりました。
ゴーシュのデザイナー鈴木さんのアトリエ
一般的には分業制の世界
デザインを描く人、パターンを起こす人、縫製をする人など様々な人の手によって作られていますが、鈴木さんは全ての工程を自分でされています。
きっと色んなお話が聞けると思います。
今から、楽しみが止まりません。
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。HPより)
以下は、実際に依頼したメールです
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鈴木さんに依頼したいことがありまして、普段お仕事されている現場を見学させていただくことはできませんでしょうか。
鈴木さんが作る服には「モノガタリ」を感じました。
私自身、「モノガタリ」を感じることができるかどうかは購入する際の一つの指標にしています。
モノや情報が溢れていて、僕たちは知りたいモノや情報は簡単に手に入るような時代です。
例えば、ここのお店がおいしいとか、ここのブランドの服は着やすいなどの評価も知ることができます。
技術の向上とインターネットの普及によって、サービスを提供する側は「モノ」自体の質の違いで差別化を図るのは難しくなってきていていると思います。それは、サービスを受ける側も同じことが当てはまることであると感じていて、僕たち消費者は買う基準は「何か」ということです。
私の場合は「モノガタリ」を感じることができるかどうかです。
つまりは、誰のお店で食事するか。アパレルで言うと、誰が作ったモノを買うか、誰のお店で購入するかが言えると思います。
初めて、WWDのインタビュー記事を見たときから、ゴーシュの服を着たいと思っていました。Odd numberでの受注会でお会いできたことは本当に本当に嬉しかったです。
Qeticの記事も拝見させていただきました。いずれは、地元岩手で職人さんと生産したいとおっしゃっていたことが印象に残っています。
上述のように「モノガタリ」を感じるための情報を得ることもできないことはない程便利な時代です。
しかし、私は、現場レベルでしか感じることができない作り手の思いや苦労を知ることで、より深い「モノガタリ」を体感したいと考えております。
私事ではありますが、実際に、和歌山市にある「和田メリヤス」という吊り編み機のある工場に見学するツアーを開催しました。
見学を終えて、参加者や周りの方から「次回も参加したい」や「参加してみたい」と言ってもらえました。
単に服が興味にある方や僕が開催するイベントだからという理由があるかもしれません。しかし、作り手の思いを知ることで良かったと実感したいと考える人もいるはずと思っています。
見学の際、和田社長が工場の後継者問題はこの業界に言えることとおっしゃっていたのが心に響きました。いつか、鈴木さんと岩手の職人さんが作った服を着てみたいと思っています。
鈴木さんが普段どういう場所で、どういう道具を使ってお仕事されているか、また、作る上でこだわりを持っている点などを直接伺うことができればうれしく思います。
もし可能であれば、ある程度の時期や時間などは、鈴木さんの都合に合わせたいと考えています。
お忙しいと思いますし、時間の確保が難しそうであれば、かまいません。
宜しくお願いします。
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断れたらどうしようという不安がありましたが、思いが伝わったのでしょうかね。これからも熱が冷めないうちに行動を起こしていこうと思います。
周りに面白い事をしてる人がいることからこそ、自分もやらないとと思える環境があるのは嬉しい。
いつかディギンタで共創的なモノを作るれればと考えています。
興味のある人ぜひ一緒にしましょう。
見学について、詳細決まればまたいいます。