ドイツ製モールスキンジャケット
70~80sドイツ製のブラックモールスキン
最近、専らワークと軍モノに目がない。(ブランドもちょこちょこ買っています)
始まりはフランス軍m47というフィールドパンツで、仕立てのクオリティと無駄を削った引き算のデザイン、ディティールに感銘を受けました。
フレンチワークも好きで、本当はデットのブラックモールスキンジャケットを探していた。
コイツもなかなか味のあるアイテム。
スリーポケットに、襟がついてベーシックなもの、末長くお付き合いになるであろうと。
形は年代の古いモノだとAラインになっていたりするけど、これはストレートに近いかな。
例えるなら、FAで獲得したベテラン選手みたいな感じ。シーズン通して安定した数字を残してくれるし、まだまだ衰えしらずでエイジングに期待できるなという所でしょうか。
話逸れましたが、国によっても微妙に違いがあってそういうのを掘るのも面白い。襟の形とか、ポケットの数とか。知って何に役立つのかってなりますけど。
本当はフランスの綺麗な曲線を描く丸襟が欲しかったんですよね。首元の収まりがよく見えるんで、おすすめします。ですが、ドイツのまっすぐとした襟もカッコいい。軍国主義の泥臭さが感じられる気がする。
裏側を見てみると、ポケットが上の部分だけツイル生地で補強されてる謎のディティール。
あとは、一部リペアされた部分ありますけど、しっかり使われていたわりに綺麗に色落ちしてるのも面白い。
破けた所もないですし、これからもガシガシ着ていきたいですね。
ワードローブ戦線に仲間入りしたものの、着ずに飾っておくだけでいい骨董品のようなもの。