防災コラムvol.2
前略
防災にあまり関心がないあなたへ
2011年3月11日14:26 東日本大震災発生
日常が消えた瞬間でした。
死者は1万8000人を超えてます。
9年経過しましたが、
今もなお、被災地は深刻な状態です。一度離れた人は戻ってこない、自治体も国からの補助制度を受けながらも財政が厳しい状況が続いています。
被災した人には分からない境地というのはあると思います。
僕たちは東日本大震災から何を学んだのでしょうか。
僕も含めてですが、皆さんも考えてください。
あの日、地震が来ると思っていた人はいないはず。
地震というのは、いつも突然起こります。
前回話した内容の繰り返しになりますが
30年以内の南海トラフ、首都直下型地震の発生確率は70〜80%です。
これは、30年後の今日も、明日も同じです
例えば
明日、降水確率が70〜80%だったとすると傘を持って出かけませんか?
これが地震となると、なぜ僕たちは準備を怠るのでしょうか。
今日起きてないから明日も大丈夫と思っていませんか?
地震というのは、突然起こります。
東日本大震災も例外ではありません。あの日地震が来ると思っていなかったはずです。
僕は仕事柄、人前で防災について講演をします。
終わったあとのアンケートには、
「備蓄品を備えます」
「家具固定の大切さがわかりました」
「感震ブレーカーを設置します」
などなど、たくさんの前向きなメッセージが書かいてくれます。
100人いれば、ほぼみんな書いてくれます。
しかしながら、防災対策というのはなかなかやろうと行動に起こしにくいものです。
何人かは実践くれただろうけれど、恐らく100人全員が備えはしてないでしょう。
3月11日の報道を見た人、またコレを読んでくれている人も、防災対策しないと一時的な機運は高まったものの、何もしない人がほとんどではないしょうか。
もう、後回しにするのはやめませんか。
僕たちは東日本大震災から何を学んだんでしょうか。
防災対策は、お金がかからずともできることがあります。
①ハザードマップであなたの住んでいる地域の被害状況を調べること
ハザードマップは災害の種類によって異なります。
和歌山市の場合ですが、津波、洪水、内水、土砂災害に分かれてます。
災害の種類によって、避難経路は異なります。
②新聞紙とナイロン袋を多めに備蓄しておくこと
新聞紙とナイロン袋で簡易トイレが作れます。もちろん、凝固剤の防災用の簡易トイレが望ましいですが、一時的に凌ぐ手段として、作れることを知っておくことはプラスになります。
今からできることもたくさんあるんです。
僕は自分が知っていることをココで共有します。SNSを通じて全国にたくさんの知り合いができました。僕にとっての大切な存在です。
大切な人を守るために行動しています。
皆さんも、大切な人を守るために防災対策してみませんか。