yoooooosan622’s diary

備忘録。少々乱文です。

刺し子をして気づいたこと

ジャケットに刺し子をしてみました

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ついに完成したのですが、途中の段階から何度か着ていました。ありがたいことにお褒め言葉を頂戴し、そして僕が刺し子したんですと言うと驚いていました

初めは、テーマを決めず自分のバランス感覚で刺していたので、褒められた時は尚のこと嬉しかった

 


その反面、苦労してたくさん刺したにも関わらず、すごいねという10秒くらいのキャッチボールで次の話題へ行ってしまうという虚しい感情が出てきました。もっと褒めて欲しいではなくて、このモールスキンジャケットを見てほしいのにっていう気持ち

刺し子をする前は「モールスキンジャケット」がメインだったのに、

刺し子をした後は「刺し子」がメインの会話になってて、

僕が持っていきたい所は「モールスキンジャケットと刺し子」両方

見た目の印象強さから「刺し子」の話になるだけど、その会話の流れで「モールスキンジャケット」までもっていく

この時にはテーマは『見てほしいところを目立たす』今回で言うと赤糸ですね。

大利点は手作業がひしひしと伝わる縫製

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真っ直ぐ縫うことだけが良い縫製だとは思っていません。

曲がっていても人肌が感じられていい。

工場やブランドのタグはないので、持ち主が自分で作ったのかな?

 


飛び出てる糸、色褪せた色、生地に破れはなく、ネップが出てる

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仕事着を大事にされてきた持ち主の人柄が見えてきます。

 


ストーリー性があって着る側に考える余白を与えてくれる素敵な服です。


追記

刺しているとき、このジャケットと向き合っていると、気づかなかったポイントを発見しました。きっと、みなさんもお気に入りの服を隅々まで見直すと見落としていたポイントを発見できると思います

コロナで自宅待機の今だからこそ、好きな服を見直してみるのもいいのでは

コロナが終息した頃には今より愛着があるはずです

では、また

前略 流れに身を任せながらも新しいことにチャレンジするあなたへ

「コーヒー染め」と「刺し子」したんです

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以前も載せましたが、

ディギンタ(作り手の生産現場を訪れて「モノガタリ」を体感するイベント)でお世話になった、和田メリヤスさんの吊り編機で編んだ生地を使っています

吊り編み機は、編んでいくスピードが遅いけれど、生地にかかる負担は少ないため圧倒的な肌触りの良さと型崩れしづらいという特徴があります

 

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初めは、余った生地や切れ端をいただけることだったのでパッチワークを何か形にしようかなって思っていたのですが、写真にもあるようにしっかりとした加工後の生地をいただけちゃいました

なので、一旦パッチワーク案を置いといて、白い生地だったので、「染め」をすることにしました

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染めしたところ、なんか地味じゃね?ということから「刺し子」をしました

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決して、上手な仕上がりではないかもしれませんが、これからも続けていこうと思います

 


「コーヒー染め」と「刺し子」

あの時、社長に依頼しなかったらできてなかったこと

あの時、切れ端をもらっていればできてなかったこと

振り返ると、感慨深くなります

 


やりたいことはやってみることで

意外とできちゃったり、やっぱり難しいなと実感したり、とかく色んな発見があります

頭で考えたり、悩んだり足踏みする事も必要だと思いますが、一歩踏み出すと意外と歩けちゃう事もあります

 


これからも新しいこと、やりたい事にチャレンジしていきます

ではでは、最後までお付き合いありがとうございました

防災コラムvol.2

前略

防災にあまり関心がないあなたへ

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2011年3月11日14:26 東日本大震災発生

日常が消えた瞬間でした。

死者は1万8000人を超えてます。

9年経過しましたが、

今もなお、被災地は深刻な状態です。一度離れた人は戻ってこない、自治体も国からの補助制度を受けながらも財政が厳しい状況が続いています。

 


被災した人には分からない境地というのはあると思います。

僕たちは東日本大震災から何を学んだのでしょうか。

僕も含めてですが、皆さんも考えてください。

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あの日、地震が来ると思っていた人はいないはず。

地震というのは、いつも突然起こります。

前回話した内容の繰り返しになりますが

30年以内の南海トラフ、首都直下型地震の発生確率は70〜80%です。

これは、30年後の今日も、明日も同じです

 


例えば

明日、降水確率が70〜80%だったとすると傘を持って出かけませんか?

これが地震となると、なぜ僕たちは準備を怠るのでしょうか。

 


今日起きてないから明日も大丈夫と思っていませんか?

地震というのは、突然起こります。

東日本大震災も例外ではありません。あの日地震が来ると思っていなかったはずです。

 


僕は仕事柄、人前で防災について講演をします。

終わったあとのアンケートには、

「備蓄品を備えます」

「家具固定の大切さがわかりました」

「感震ブレーカーを設置します」

などなど、たくさんの前向きなメッセージが書かいてくれます。

100人いれば、ほぼみんな書いてくれます。

しかしながら、防災対策というのはなかなかやろうと行動に起こしにくいものです。

何人かは実践くれただろうけれど、恐らく100人全員が備えはしてないでしょう。

 


3月11日の報道を見た人、またコレを読んでくれている人も、防災対策しないと一時的な機運は高まったものの、何もしない人がほとんどではないしょうか。

もう、後回しにするのはやめませんか。

僕たちは東日本大震災から何を学んだんでしょうか。

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防災対策は、お金がかからずともできることがあります。

ハザードマップであなたの住んでいる地域の被害状況を調べること

ハザードマップは災害の種類によって異なります。

和歌山市の場合ですが、津波、洪水、内水、土砂災害に分かれてます。

災害の種類によって、避難経路は異なります。

②新聞紙とナイロン袋を多めに備蓄しておくこと

新聞紙とナイロン袋で簡易トイレが作れます。もちろん、凝固剤の防災用の簡易トイレが望ましいですが、一時的に凌ぐ手段として、作れることを知っておくことはプラスになります。

 


今からできることもたくさんあるんです。

僕は自分が知っていることをココで共有します。SNSを通じて全国にたくさんの知り合いができました。僕にとっての大切な存在です。

大切な人を守るために行動しています。

皆さんも、大切な人を守るために防災対策してみませんか。

表現者の思いを知りたいあなたへ

前略
表現者の思いを知りたいあなたへ

 

ある人はファッションは自己表現の一つと言っていました。

確かに、自分の考えや思いを形として表現できますよ。

クリエイターができる特権じゃないよね。

表現しているのに伝わらないのは勿体ないなって思うし、それは伝わらない表現者だけに落ち度があるのではなくて、伝える機会がないことも一因と言えるんじゃないのかなと思う。

やっぱり、見るだけでは一から十まで伝わらないしね。

ということで、M47に何を合わせたかという話をします。

 

Ⅿ47会とは、Ⅿ47を履いて集まるという会合のこと

Ⅿ47とは、1947年から採用されたフランス軍のフィールドパンツのこと

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左:こうちゃん 真ん中:僕 右:りょうまくん

三者三様の合わせ方で話が盛り上がった

 


テーマは「フランス軍兵士の旅」

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僕が思うⅯ47の特性は多くのミリタリーアイテムのなかでも「高貴な存在」であること
シンプルなデザイン、素人目でもわかる丁寧な造り、マルジェラが再構築ラインで使用した等々、他のミリタリーパンツより頭一つ上な気がします。
また、有名なパンツなので調べればたくさん格好いい組み合わせ出てきます。誰かがやっているとか、想像がつきそうなスタイリングにならないように「ミクロな視点」を追求しました。
その結果、「フランス軍兵士の旅」になりました。

 

メインとなるアイテムは

①Ⅿ47②赤ダメージニット③白ニットベスト

の三つ

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①旅するときにⅯ47履くことはないと思いますが、いつ招集かかっても対応できるように持っていた兵士もいるかもしれないので、このあたりは多めにみてください(笑)
②ダメージニットは戦地をイメージしました。危険な戦地では、体も身も服もボロボロになったはずです。
③ニットベストは旅へ行くときの兵士の心情をイメージしました。旅に行く前というのは、誰しも晴れやかな気持ちになるので、明るい色で派手なデザインのものを合わせました。

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副菜として
コートはチンストラップのついたデザイナーズ古着のもの。本物のミリタリーコートを持ってくるとミリタリーに寄りすぎてしまうし、クラシックなものを合わすと軸がぶれるので最小限のミリタリー要素を残したものにしました。
たくさん歩くであろう旅にはやっぱり歩きやすいスニーカー。嬉しい心情を表すために白ベースのもの、ワンポイントに緑が入っていてⅯ47と色合わせました。
帽子はキルティングキャップ。カバンは旅へ行くため大きめのヘルメットバッグ。ボディーはトレンチコートを解体してパッチワークにしたもの。
いずれにしても「旅」と「軍」に相性がよく関連しているものを合わせました。
ちなみに、全く見えない靴下は古い軍のものを参考にして作られたロングホーズ。


全体のバランスとして
Ⅿ47の特性である「高貴な存在」という部分では、キャップの光沢感や、カバンの持ち手や底の革で表現しました。

 


単に何も考えずに着たい服を着る楽しさもありますが、
頭を捻るって着る楽しみさもありますね、文字に起こすと少々、くどくなりましたが
僕はどちらも好きです。

 

何気なく生活を過ごしていると、表現者の思いや考えを知らずして過ごしていることが往々にしてある。

ここまで、読んでくれた人は僕の思いが伝わったのでないかと

写真でみるだけでは到底伝わらないことまでね

 

ファッションの話だけではなく、どの分野でも同じことが言える思います。

なぜ、そうしたのかという

思いを知ってみるのもいいかもしれませんね。

 

思いを伝える場とか作れたらいいな。

 

最後までお付き合いありがとうございました。

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ディギンタvol.1和田メリヤス続編

前略
「社会貢献のためファッションを楽しむあなたへ」

 

ファッションの楽しみ方は千差万別
自己満足のために着飾る人、生活するなかで最低限の着こなしをする人、平和信仰を願うため、または反骨心のために着る人など、少々話が大きくなりましたが、色んな思いをもっています。


不自由がない日本に生まれた僕らは、ファッションをするにしても不自由はなかった。
不自由がないからこそ、ファッションを楽しめるというありがたさを感じづらかったりもする。


もう少し踏み込んだ話をします。
僕らが普段着ているTシャツを作るのに2,720ℓの水が必要で、デニムの場合は1万ℓ以上だそうです。人が一日当たり最低限必要な水の量を1ℓ(持ち出し用の防災リュックには最低1ℓ入れておいてほしいと言っています)とすると、服を作るのにかなりの水が消費されていることわかるかと思います。
よくTシャツに使用されるコットン。原料である綿花には虫がつかないように消毒をします。この殺虫剤の使用により毎年数万人の死者、100万以上は入院しています。
できた生地を縫製する工場では長時間労働、低賃金な劣悪な環境といわれています。なかには学校に通うこともできずに働いている子もいるそうです。

想いのあまりまた話が大きくなりすぎてしまいました。


とかく
僕らが当たり前に着ている服は、

誰かが命がけで作っているということを忘れずに

 

既に簡潔してしまった感じはありますが、


今日の本題は、ディギンタvol.1の続き
(ディギンタとは作り手の生産現場を訪れて「モノガタリ」を体感するイベント)

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初めて、ディギンタを知った人は過去の備忘録をさかのぼってみてもらえたら

 

前回の見学を終えて、印象に残っているのは和田社長が言っていた後継者がいないということ。
それは、和田メリヤスだけではなく、同工場で織った生地を加工する工場、染色する工場でも同じ問題を抱えていること。
知っていた情報ではありましたが、現場レベルで生産者からの言葉は心に響きました。日本の素晴らしい技術がなくなっていくかもしない現状をなんとかしたい
見学が終えた日から自分に何かできないかということを考えてきました。

 

以来、社会貢献のためにファッションを楽しもうと決めました。

社会貢献というかなり幅広く、ぼんやりしてしまいますが、和田メリヤスの素晴らしさを自分なりに発信すること、延いては職人業界に目を向けてようと伝えることも小さいながら社会貢献の一つじゃないかと

 

そう考えて、もう一段階、踏み込みます。
和田社長から使用しなくなった生地いただきました。
これからするのは、「アップサイクル」

詳細は決まっていませんが

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吊り編みで編まれた生地の良さは、長く着た人にしか体感できないこと。


通常の服は洗濯していくうちに伸びてしまう。徐々ではありますが、見え方が悪くなったり、着にくくなる。その結果、着なくなって捨てられることになる。

吊り編みの場合は、編みの構造上伸びに強いので、買った時の状態が継続している。だから着やすいし、捨てることはない。
革製品は使用しているうちに自分にフィットするように馴染みますが、革製品とは違うものの自分の体にフィットするという点は同じことが言えると思います。

生地の良さを体感できるものにアップサイクルします。


一人でも多くの人に知ってもらいたいですし、色んな人と共創的な形で表現できればいいなと考えています。

 

僕たちが不自由なくファッションを楽しめる裏側では、たくさんの人が命を燃やして作っているということ。

社会貢献のためにファッションを楽しむという視点を持ってみるのもいいのではないしょうか。

防災コラムvol.1

前略

防災にあまり関心のないあなたへ

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小生が生まれたのは和歌山市

小学生のころ面倒くさいと思いながら防災訓練に参加したのを覚えています。

今は、防災の仕事をしています。面倒くさいと感じたあの日から今日まで南海トラフが起こっていません。当時から地震に対しては恐怖感をもっていて大学を卒業するとき、できるだけ被害が少なそうな場所で働きたいと思っていました。結局、国家公務員と特別区に落ちて地元働いてます。(特別区は首都直下型地震があるので、できるだけ海から離れた北区と板橋区を希望しました)

 


この仕事をして感じるのは「防災に関心を持つ人が少ない」ということ。

阪神淡路大震災から25年が経ち、震災を経験したことない僕ら世代も増えてきました。

 


なんで防災に関心を持つ人が少ないのか

どうすれば防災に興味を持ってくれるのか

仕事をしながら考えています。

 


防災に関する正しい知識を知る機会がないので何を準備したらいいかわからない

いつ起こるか分からないので、現実として捉えづらい

防災グッズを買うお金がない、日頃忙しいので時間がない

 


色んな理由があると思います。

 

 

 

誰かに何かを言われても人の心は変わらない。自分で気づくことでしか変わらないと思っています。

少し、現実的な話をします。

30年以内に南海トラフ地震が発生する確率は70〜80%と言われています。首都直下型地震も同様です。

皆さんは、30年後の今日までに南海トラフ地震が起こると思いますか?

 


大抵の方は、起きると回答すると思います。

 


起きると回答した人に聞きます。

明日、南海トラフ地震が起きると思いますか?

 


明日は大丈夫だろうと心の中で思った人もいると思います。

 


もしかしたら、多くの人が思ったかもしれません。

人は、自分にとって不都合な事態に直面した時、「まだ、大丈夫(正常な範囲)」と捉えるそうです。正常性バイアスが本能的にはたらくみたいです。

 


30年以内というのは、30年後の今日も、明日も同じです。

それくらい危機が迫っている状況です。

 


もう一つだけ話します。

熊本市が市民5,000人を対象に災害に対するアンケートを実施しています。

その中に「飲料水や食糧を備蓄していますか」という設問があり

備蓄していると回答した人ついては

震災前は約30%でしたが、震災後は約80%でした。

経験したことがあるかないかでこんなに差があるのかと驚きました。

 


色々話しましたが、

詰まるところ

人は誰かに言われても人の心は変わらなくて、自分で気づくことでしか変わらないということ。一方通行の防災啓発は効果があまりないと思っています。

 


阪神淡路大震災から25年、あの日のことを忘れないように報道されます。

一年に一度は真剣に防災について考える。

そんな時間があってもいいのかと思います。

 


今後は役に立つ防災情報を発信していきます。

よかったら読んでください。

ディギンタvol.2開催のお知らせ

「ディギンタ」とは作り手の生産現場を訪れて「モノガタリ」を体感するイベント

 

次回のディギンタが決まりました。

ゴーシュのデザイナー鈴木さんのアトリエ

一般的には分業制の世界

デザインを描く人、パターンを起こす人、縫製をする人など様々な人の手によって作られていますが、鈴木さんは全ての工程を自分でされています。

きっと色んなお話が聞けると思います。

今から、楽しみが止まりません。

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。HPより)

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以下は、実際に依頼したメールです

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鈴木さんに依頼したいことがありまして、普段お仕事されている現場を見学させていただくことはできませんでしょうか。

鈴木さんが作る服には「モノガタリ」を感じました。

 


私自身、「モノガタリ」を感じることができるかどうかは購入する際の一つの指標にしています。

モノや情報が溢れていて、僕たちは知りたいモノや情報は簡単に手に入るような時代です。

例えば、ここのお店がおいしいとか、ここのブランドの服は着やすいなどの評価も知ることができます。

技術の向上とインターネットの普及によって、サービスを提供する側は「モノ」自体の質の違いで差別化を図るのは難しくなってきていていると思います。それは、サービスを受ける側も同じことが当てはまることであると感じていて、僕たち消費者は買う基準は「何か」ということです。

私の場合は「モノガタリ」を感じることができるかどうかです。

つまりは、誰のお店で食事するか。アパレルで言うと、誰が作ったモノを買うか、誰のお店で購入するかが言えると思います。

初めて、WWDのインタビュー記事を見たときから、ゴーシュの服を着たいと思っていました。Odd numberでの受注会でお会いできたことは本当に本当に嬉しかったです。

Qeticの記事も拝見させていただきました。いずれは、地元岩手で職人さんと生産したいとおっしゃっていたことが印象に残っています。

上述のように「モノガタリ」を感じるための情報を得ることもできないことはない程便利な時代です。

しかし、私は、現場レベルでしか感じることができない作り手の思いや苦労を知ることで、より深い「モノガタリ」を体感したいと考えております。

私事ではありますが、実際に、和歌山市にある「和田メリヤス」という吊り編み機のある工場に見学するツアーを開催しました。

見学を終えて、参加者や周りの方から「次回も参加したい」や「参加してみたい」と言ってもらえました。

単に服が興味にある方や僕が開催するイベントだからという理由があるかもしれません。しかし、作り手の思いを知ることで良かったと実感したいと考える人もいるはずと思っています。

見学の際、和田社長が工場の後継者問題はこの業界に言えることとおっしゃっていたのが心に響きました。いつか、鈴木さんと岩手の職人さんが作った服を着てみたいと思っています。

 

鈴木さんが普段どういう場所で、どういう道具を使ってお仕事されているか、また、作る上でこだわりを持っている点などを直接伺うことができればうれしく思います。

もし可能であれば、ある程度の時期や時間などは、鈴木さんの都合に合わせたいと考えています。

お忙しいと思いますし、時間の確保が難しそうであれば、かまいません。

宜しくお願いします。

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断れたらどうしようという不安がありましたが、思いが伝わったのでしょうかね。これからも熱が冷めないうちに行動を起こしていこうと思います。

周りに面白い事をしてる人がいることからこそ、自分もやらないとと思える環境があるのは嬉しい。

いつかディギンタで共創的なモノを作るれればと考えています。

興味のある人ぜひ一緒にしましょう。

 

見学について、詳細決まればまたいいます。