アナトミカのカバーオール
アナトミカのカバーオールは只者ではないお話。
このカバーオールのベースとなったのは1920~30年代のもの。
元は鉄道員、ファーマー、鉱夫が着ていたものみたい、要は作業着。
でも、アナトミカのそれはちょっと違う。
まず、襟の形。
ボタンを一番上まで閉めると完全にカバーオール。
しかし、ボタンを開けてると全くの別物。カバーオールというより、テーラードジャケットのように見える。表情が全然違う。
この辺りがアナトミカの上品さとこだわりが垣間見える。
次に、シルエット。
写真じゃ伝わりにくい部分があるけど、裾にいくほど広がってる当時多かったAラインに再現している。
(この後ろ姿を見ながらお酒飲める)
次に、胸ポケット。
左胸にはウォッチポケットとペン挿し。ついつい、こういう所に使わないけどペンとか挿したくなる。(書くものすら持たないけど)
あと、ステッチも
肩やヨークの部分のトリプルステッチで仕立てられている所にワークを感じる。
かなり丈夫だ。(着飾っているけど、いつも気持ちはハードワーカー)
なかなかないんじゃないんかな。こんなにいい服って。
ワークかつエレガンスに着れるアナトミカのカバーオール。きっと着る人によって色んな表情を見せてくれるだろうな。
安定にネルシャツに挟むのか、バンドカラーにベストで雰囲気出すのか。
ワクワクしてきますね。
個人的には、クタクタに着潰して、ペイントしてやろうと思ってます。その時また書きます。