ハンカチ作り

やりたいと思ってた企みが２つある。１つは自分で作ること。それは実現した。試行錯誤しながらも、なんとか形にはなった。作り手に立つことで、難しさ大変さっていうものが少しはわかった。もう１つの企みは、誰かに使ってもらうこと。

そんな中でハンカチを作ろうと思ったきっかけ。働き始めてなかなかファッションを楽しむことができないんですよね、その中でもハンカチは使う頻度が高いんです。それに、小物好きな自分にとっては、スカーフのように首に巻いたり、カバンに付けたり、ハンカチは用途に幅があり、アクセントになる存在感を持ち、自由度が高いんですよ。あとは初心者からすると、簡単そうだし（ほぼコレが理由）

ハイブランドは完成度の高いプロモーションが持ち味、素晴らしいものがあり、多くの人を魅了しているのが事実。カッコいいのには間違いないけど、個人的には極端にデフォルメされたようなデザイン、デザイナーがこだわり抜いたディティールを持ち合わせたミドルブランドの方が魅力的に思う。そういったハイブランドにはない、アンバランスなプロモーションとアマチュアリズムに惹かれる。

そんな思いもあって、せっかく作るなら、何かしたい、そうや、ハンカチにペイントをしようと。洗濯しすぎると剥がれることもある。でもハンカチは何年も使うことがない。服よりは寿命が短い。だから剥がれる経年劣化を楽しもうと。もう１つデニムのハンカチを作ろうと。ハンカチにデニムが適してるとは思えない。自分の感覚の中にハンカチは丁重に扱うものではなく、割と雑に使うことが多い。デニム関しても汚れてもいいという感じで履く。そういう意味でハンカチとデニムはどことなく通ずるところがある気がしてデニムをセレクトした。

ということで、面白いやんって思ってもらえた人いれば、言ってください。自分に出来る範囲で描きます。送りますんで。売れるようなモノじゃないんでお金とかいらないんで。その代わり、お酒くらい付き合ってもらえたら。

あんまり媚びたくないけど、もう一つの企みを叶えたい。